娘がやっと、ファイザー製コロナワクチンの二回目の接種を終え、熱も37度を超えてしんどいと言っている日、食べてみました。
岡山産のシャインマスカット、実がしっかりとしていて、種なしでこの秋一番😋とみんなが言ってました。一日では大きすぎるので半分にして二日で完食しました。
Contents |
1.mRNAワクチン |
2.コロナワクチンの有効性 |
3.インフルエンザワクチンとの比較 |
4.カタリン・カリコ氏 |
1.mRNAワクチン
mRNAワクチン(メッセンジャーRNAワクチン)は
病原体タンパクの遺伝子を人の体内へと送り込み、人の細胞内で病原体タンパクを作らせる。
mRNAワクチンが、ワクチン開発を進めた。
元々は、がんの治療など、免疫療法として研究されていたが、
今回コロナの状況に、ビオンテック社の、ウグル・サヒン博士(夫)とエズレム・テュレチ(妻)の二人が、コロナウィルスのワクチンに応用して、開発した。
2.コロナワクチンの有効性
mRNAワクチン (メッセンジャーRNA)の有効性については、日本で承認されたファイザー・ビオンテック社ワクチン「コミナティ筋注」)の臨床試験と、モデルナ社ワクチンの臨床試験では、新型コロナウィルスの感染症の症状を抑える効果(発症予防効果)は、約95%ととても高い。
これは、ワクチンを受けた人一の5%が感染し症状が出てしまうということではなく、ワクチンを受けなかった人と比べて、発症する確率が95%減るということだ。
・ワクチンは、重症化を防ぐ効果も高いことが分かっている。
・無症状の感染と他の人へうつすことを減らすことも明らかになっている
ワクチン接種を完了した人が感染してしまった場合(ブレイクスルー感染)、その人からどれくらい他の人にうつす可能性が低くなるかについては今調べられている段階である。
ただし、ワクチンを受けた人は、新型コロナウィルスに感染しても、検査した時に測定されるウイルスの量が少ないことが分かっている。
イギリスの研究では、ワクチンを1回でも接種した人が感染した場合、接種していない人よりも、同居人に感染を写す可能性が下がることが報告されている。
3.インフルエンザワクチンとの比較
インフルエンザワクチン(主に不活化ワクチン)の有効性は年によって幅があるが、大体40~60%程度で、新型コロナウィルスのmRNAワクチンはこれよりも高い有効性があると確認されている。
4.カタリン・カリコ氏
mRNAの生みの親、カタリン・カリコさん(66)は、アメリカ合衆国在住のハンガリー出身の生化学者。
40年もの長きにわたり、『人を助けたい。』との思いでmRNAを信じ、一筋にこの研究してきた人。
ハンガリー科学アカデミー付属研でメッセンジャーRNAを研究して1983年に博士号取得、その後、研究費がハンガリーでは下りなくなり(実質、首になる。)1985年にテンプル大学に招かれて渡米、研究を続け、2005年、論文発表・特許取得している。
コロナワクチンは、彼女の基礎研究によりmRNAを使い、 ビオンテック社の、ウグル・サヒン博士(夫)とエズレム・テュレチ(妻)夫妻 と共に開発した。
【地道な基礎研究はやっぱり大事】
mRNA は、もうすでにインフルエンザのワクチンにも利用して実績はあったが、コロナワクチンで沢山の人に知られることとなった。
mRNA は、 もっといろんな病気の治療薬に利用されるようになると、予測されている。
例えば、変形性膝関節症などは、軟骨を再生できるのではないかと、2023年から臨床実験が始まるみたいである。
がんの治療薬など、早く出来れば嬉しい・・・。😀