ムクゲとフヨウ・・・どっちがどっち🙄

今日の茶花・有馬篭に入った酔芙蓉(籠の銘・賀喜)長生庵分明斎宗匠喜寿祝いの記念品

今朝咲いた、酔芙蓉・・・

今年は雨が多かったので、花の咲くのが遅かったそうです。

お稽古の三時間の間に、どのように変化するのか楽しみでした。

Contents
1.酔芙蓉
2.ムクゲと似ているけど、どう見分けるの?

1.酔芙蓉

酔芙蓉は朝、白い花を咲かせ、昼にかけてピンクに変わり、午後にはピンク一色になる花です。お酒に酔っているように色ずいていくので、「酔芙蓉」と名付けられたのでしょう。朝花が咲いたら、残念なことに、夕方には萎んでしまう一日花ですが、同じ小枝にはたくさんの蕾が付いており、明日咲くのはこれだと分かる位に、薄っすらピンクになった蕾があります。

明日咲きそうな蕾は、少しピンクになってますが、咲くと真っ白です。

気温が25度以上になると「アントシアニン」という赤い色素が作られ、色が変わっていくそうです。

水の上りが悪いのでしょうか・・🤔

薄っすらとピンクになってきましたが、午後までは見られなくて残念でした。

2. ムクゲと似ているけど、どう見分けるの?

フヨウもムクゲもどちらも、アオイ科フヨウ属の花木で、花もそっくりです。白・ピンク・赤紫などの花を咲かせます。八重咲きの品種もあります。両方とも、夏の茶花の定番です。

ムクゲは中国原産で、韓国の国花でもあります。

フヨウとムクゲの違いは、葉っぱです。

フヨウの葉は、色が深緑で大きくて手のひらの様な形ですが、ムクゲの葉は、明るい緑色で細長くて三つに切れ込みがあり、フヨウの葉よりずっと小さいです。

ムクゲの花・葉はのこぎり状に切れ目があり、フヨウより小さいです
フヨウの葉は、手のひらの様な形で大きいです。

花だけ見ると、そっくりで区別がつきにくいですが、葉っぱはかなり大きさも違うし、形も違うので・・・私も判別ができる様になりました。😁

開花時期は、ムクゲは梅雨の頃( 6月から)咲き始めますが、フヨウは遅れて盛夏 ( 8月頃から ) です。

9月13日の天然忌には、白のフヨウが飾られます。

きれいな花が、朝開いて、夕方には萎んでしまいます。・・不思議です。たくさんの花が付くからでしょうか・・・。

一つ一つの花が、ほんの一日だけ、精いっぱい咲いてくれると思うと、愛おしい気がして、見つめてしまいます・・・。🙂


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