曼殊沙華・・・リコリス・ラディアータです🙂

今朝、初めて見つけました・・・彼岸花

お彼岸が近くなると、土手に

群生して咲き、真っ赤になってきれいです。

日本で多く見ることが出来る彼岸花は

「リコリス・ラディアータ」と呼ばれる品種です。

姿も、名前も優雅ですね。

Contents
1. 彼岸花って、どんな花?
2.彼岸花のなまえの由来は?
3.彼岸花の種類
4.彼岸花には毒がある

1.彼岸花って、どんな花?

よく見てみると、高さ30㎝~50㎝の長い茎に、

大きな花が咲いています。

球根から花が出てきて、

その花が枯れた後に葉が成長します。

花と葉を同時に見ることが無いので、

「葉見ず花見ず」と言われ、

昔の人は恐れをなしたとか。

でも実は、冬から春にはちゃんと葉が茂り、

花をつけない寒い季節にしっかり栄養を

球根に貯えているのです。

多くの植物は春に芽を出し、

夏に葉を繁らせ秋に枯れますが、

彼岸花は、その逆。

冬に葉を繁らせ春に枯れ、秋に花を咲かせます。

2.彼岸花のなまえの由来は?

彼岸花という名前は、秋の彼岸ごろに

開花することにちなんだ名前です。

毒のあるこの植物を食べた後には

「彼岸」つまり、あの世に行く「死んでしまう」

ということで嫌がられました。

彼岸花は別名が多いことで

知られていますが、

「曼殊沙華」はよく耳にしますね。

これは、法華経などの仏典に由来し、

梵語で「紅色の花」を意味すると言われています。

サンスクリット語では、

「天界に咲く花」

「見る者の心を柔軟にする」

という意味もあり、

「赤い花」「天井の花」として、

めでたい兆しとされることもあります。


3.彼岸花の種類

日本では「彼岸花」というと、「赤」

名前は、「リコリス・ラディアータ」華麗な名前ですね。

白い彼岸花は、「シロバナマンジュシャゲ」、学名では、

「アルビフローラ」とも呼ばれることもあり、

はなびらの反り返りが穏やかな柔らかい印象の品種です。

これは、茶花としても入れられる事もあり、美しいです。

花びらがクリーム色の

「リコリスニアホワイト」、白色の花びらに

ピンクの筋が入った「リコリスアルビフローラ」

という品種もあります。

我が家の黄色の彼岸花は、

形が違うので「リコリス」だと思って

植えましたが、「ショウキズイセン」と

呼ばれるヒガンバナ科の花でした。

一つの茎から、幾つもの小さな「彼岸花」

が付いているような形の花です。

その他にも、彼岸花と同じヒガンバナ属(リコリス)属で

彼岸花に似ている花の中に、

ピンクやオレンジなどもあるようです。

3.彼岸花の花言葉

【赤色の彼岸花】・・・情熱・独立・再開・あきらめ

 悲しい思い出

「情熱」は赤をイメージする言葉ですが、

亡くなった人を偲び、別れを連想させる

言葉が多いようです。

【白色の彼岸花】・・・また会う日を楽しみに

想うはあなた一人

「想うはあなた一人」は、長い茎の上にだけ花が咲き、

その花が落ちてから葉が出る様子から

付けられたと言われ、

「白」の純粋なイメージと重なる

一途な想いを表しています。

【黄色の彼岸花」・・・悲しい思い出・追憶・深い思いやりの心

  陽気・元気

他の色の花言葉と違って、明るく前向きな言葉があります。

「黄色」という明るい色のイメージかもしれませんね。

4.彼岸花には毒がある

彼岸花には花・茎・葉・球根、

すべての部分に毒があります。

一番危険なのは球根です。

アルカロイドという毒が20種類以上含まれます。

誤って食べてしまうと、吐き気や下痢を起こし、

重症の場合は中枢神経の麻痺を起こして

死に至ることもあります。

彼岸花が土手や畦道に植えられているのは、

モグラやネズミから稲や野菜などの農作物を

守るためだと言われています。

また、墓地で多く見られるのも、

モグラやネズミから埋葬された遺体を

守るためだという言い伝えもあります。


 

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