【相手の身なる練習】 題名に惹かれて購入した本・・・
常々、すごい人だなと感心していた、諏訪中央病院の鎌田實医師
彼のこの春の著作だ・・興味深く、一気に読み通した。
本の帯には、
●〈相手の身になると「自分と違う考え方」があることに気づく〉
自分は、考えの違う人とは、あまり関わろうとはしなかった。😯
●〈「恩送り」をしている人は幸せで長生き〉
●〈人に喜んでもらうことは自分の幸福感につながる〉
そのことが、最近やっと、分かるようになった。🤗
●〈人とのつながりで「幸せホルモン」が分泌される〉
●〈1%でも誰かのために生きれば、生きづらさは激減〉
行きづらいと思った事が無い・・😏
なんと❕ 私は、自己中心で生きてきて、幸せだったことか😣🤐😫
それを幸せと言っていいのだろうか・・?
大人げなかった思い出は、山のようにある・・・
”幸せは自分の心が決める”・・・・とはいうものの・・?
このあたりで、そろそろ・・と、日々思っていたので、この本に目
が留まったのだ。
『風に立つライオン基金』は、2011年の東日本大震災の頃から、
鎌田医師と、さだまさしさんがチャリティーコンサートをすること
でボランティア活動し、収益を寄付している(^ω^)・・・
現在は、公益法人になっている。
『風に立つライオン』の歌は、バブルの頃にできた歌だが、次第に
海外協力隊員や、日の丸を背負って海外で働く人たちのテーマソン
グのようになり、段々と、人気が出てきた。2015年のケニアを舞台
にした映画の主題歌・・さださんが歌っている。ステキな曲だ❣
さださんの、最近のアルバムの名前は、『存在理由』・・・
〈誰かの役に立っていたい〉それがさださんの存在理由らしい・・
凄い❣ 彼は、28歳の時に、『長江』というドキュメンタリー映画
を撮り、35億円の借金を作った。😨
でも、救世主が現れた。これも、彼の人徳だろう・・・😃
自分を信じて、お金を貸してくれた人に、年間100回のコンサート
をして30年かかって、これをすべて完済したそうだ。
この本では、
〔僕たちが生きている社会は、お金がものをいう社会です。けれど
世の中を回しているのは、お金だけではありません。人にやさしく
されたら、外の誰かにもやさしくしようとする。人に助けられたら
ほかの誰かを助けたいと思う。そういうやさしさの連鎖というもの
が、世の中を回しているのです。〕 とある。😍
地獄を見た人は、人にやさしく出来るようになるのかもしれない。
〔相手の身になる練習〕
●あいさつは自分から
●伝わるように伝える (気持ちが、きちんと相手に届く工夫)
●相手の話は最後まで聞く
●言葉以外のメッセージも読み取ろう
●相手の気持ちをいったん受け止める
●相手が喜ぶことを想像する(どんなことをしたら相手が喜ぶのか)
●親切にされたら必ず「ありがとう」と言う
●相手を価値ある人として接する
●自分の気持ちをよく知る
●やさしい言葉をもつ (聞く人の身になって、言葉を使う)
●読書で視野を広げる (自分の中の差別や偏見に気づく)
●席を譲った時の感情を味わう (相手の笑顔で嬉しくなる体験)
●得意なことから始めよう
●1%でいい、誰かのために生きる
心して、出来るだけ始めてみよう・・・😀