記念懇親会は、鮒鶴京都鴨川リゾート
観世会館より、タクシーでレストラン・鮒鶴へ向かう。
鮒鶴は、鴨川沿いの明治3年創立の、京都を代表する料亭で、和風フレンチを楽しんだ。
40人くらいの宴会だった。丸テーブルに四人のゆったりした席
ビールを少し頂いた。美味しかったのでいつもよりたくさん飲めたが、顔が真っ赤になってしまった。
先ず、パンが一番に来た。
丸いパンと、バケット一切れ、
お腹が空いているので、丸いパンをちぎってオリーブオイルに付けていただく。
サーモンが大きい! マリネソースがさっぱりして美味だった。
サラダも変わった根菜サラダ・・・
サーモンが大きいのが珍しくて良かった。
顔が赤くなってしまったので、ウーロン茶を頼んだのだが・・・
なかなか来なくて、取りに行こうにも前も後ろにもなく・・・
ウェイトレスの気配りが慣れてないのは残念だった。
メニューには、かぼちゃのポタージュ・ミルクのカプチーノ仕立てとなっていたけれど、飲んでみると、どうもかぼちゃの味ではなくて「少し苦みがある味だね・・・」とみんなで言いながら飲んでいると、
やはり、かぼちゃではなく、蕪だというアナウンスがあった。
上にのっているカプチーノの様な、泡泡は甘いのかと思いきや、蕪の味と一緒になると、よく分からなかった。
「かぼちゃの方が良かったね~」という声が聞こえた。
同席の方たちは白ワインを飲み始めた・・・
一口、私も飲みたいなあ~、と思ったがやめた。
料理を食べ終わると、直ぐにお皿を下げるのは早い。
三品目の魚料理は、鯛の切り身は小さいので直ぐに食べ終わった。
鯛の味は悪くはなかったが、美味しいな~という感じはなかった。
エチュベとか、ブールブランとか、分からない調理法が書いてあるが、説明は全くない・・・。
ウェイトレスの教育をすれば、一段品格が上がると思うが・・・
残念だ・・・。
お肉は、牛ではなく豚? 少しおどろいたが、食べてもっと驚いた
ハムの様な感じだが、スっと、切れない・・・。
皆さん「硬い・・・?」と言っていた。
左上の白く広がっているのは、マッシュポテトだった。
お肉かと思い最後に残した・・・のだが、マッシュポテトなら、はじめから他の物と一緒に食べたりすればよかった・・・。
まあ、ここらあたりで、女性は腹八分にはなっていたが、
男性は到底、足らないだろう・・・。
デザートはあまり凝ったものではなかった。
普通に甘くて美味しかった。
コーヒーを飲みながら食べると、苦みが消えて良かった。
味は今一つだが、やはり京都のど真ん中の立地で、建物は重要建築物に指定されていることもあり、一度行ってみる価値はある。
エレベーターも定員四名、扉が鉄格子で、中が見える・・・。
いつかアメリカ映画で見たことがある様な、雰囲気のあるものだった。
従業員も自慢らしく、「どうぞ、お写真をお取りください。」と言っていた。
とはいえ、四階迄なので写真など、携帯を出している暇なく扉が開いた・・・。
お開きになって外に出たのが八時前だった。
すっかり夜になっていて、少し雨が降り出しそうだった。
タクシーを待って、京都駅にむかう。
鴨川沿いのこの建物を有意義に生かしてのレストランである。
この日は日曜日ということもあり、結構お客は多かったようだ。
私は、一度行けばいい・・・。
美味しいところはもっと、他にありそうだ・・・。
でも、記念の謡曲大会の後に行ったということは、思い出になっていくだろう・・・。
参加できて良かった・・・。