やっと、家のお稽古も始めた。
もう風炉は最後の月になって、今年の立冬は11月7日(日)
この日をもって、炉を開かなくてはならない。
今年はまだ暑い日が続いていて、今日のお稽古も、クーラーなしではできない位暑かった。
Contents |
1.搔き上げ灰 |
2.金風吹玉管 |
3.アサギマダラではなかった |
1. 搔き上げ灰
8時から、茶室の掃除を始めた。
窓を開けて風を通す。
掃除機、畳をモップで拭く。
廊下にもモップをかけて、棚などの拭き掃除。
気持ちよくなった~。😄
【搔き上げ灰】
風炉もそろそろ終わりという名残りの季節に、前欠けの鉄風炉などにする、ごくわびた形の灰方で、名残りの風情である。
晩秋なので、風炉を真ん中に据える中置とすることが多い。
中置では、風炉は左右にひねらず真正面に向けて据え、灰の峰はすべて五徳の爪の外側を通る。
整えた峰の外側に、線を一本ずつ火箸で下から搔き上げる。
今年の搔き上げ灰は、もう少し幅を狭めた方が良かった・・・残念!!
2.金風吹玉管
金風玉管を吹く (出典)臨済録
金風(秋の風)が玉の横笛を吹き鳴らすような清らかに澄みきった調べ。厳しく清らかな教えのこと。
宗心宗匠の堂々とした素晴らしい書だ。
お花は秋明菊にフジバカマ
家の庭にあるお花だったので、今日は助かった・・・。
秋明菊の花が小さいのが気にいらない。
九日組に持って来られる秋明菊は花が大きくて素晴らしいのに・・・。
種類が違うのだろうか・・・?
栄養不足なのかしら・・・?
今年のフジバカマは見事に咲いて、蝶が集まって来ている。
3.アサギマダラではなかった 😥
お稽古の時に、フジバカマに蝶がたくさん来るという話をすると、
「まあ~、来たの?アサギマダラ・・・」と
途端に言われ、「えー?これがアサギマダラなのかなあ~?」
沢山取った写真を見せた。
「そうでしょう。・・・」ということで、その場ではすごく嬉しかった。
だが調べてみると、アサギマダラは、
「あさぎ色」と呼ばれる鮮やかな薄い青緑色の羽は、まるでステンドグラスのよう・・・。
【アサギマダラは長距離の「渡り」をする蝶で、「旅するチョウ」として知られる。蜜をためたフジバカマの間をせわしなく行き交う姿が秋の山をにぎわせている。10月末ごろまで見られるという。】
【アサギマダラの成虫は長年のマーキング調査で、秋に日本全土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆コースで北上している個体が発見されている。日本本土の太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬するので、春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測される。】
アサギマダラは美しい・・・見てみたい。
家で見かけたチョウは、残念ながら見劣りしてしまう😆
フジバカマは縮小しようと思っていたが、来年を期待して今年くらいはを咲かそう。😁