今日は5時過ぎに起きて、着物を着る準備で髪の毛を上げる
Contents |
1.何で着物が・・・ |
2.久しぶりの新幹線 |
3.観世会館の楽屋 |
4.『大原御幸』 |
1.何で着物が・・・
着物は何ヵ月ぶりかなので、帯を後ろに回す時、帯板迄が一緒に回って帯前がよれよれで上手くいかず・・・
再チャレンジしたが、どうも上手くいかなかった・・・😥
あちらで直してもらうことに決めた。
とにかく乗せて行っていただくのに、時間が気になり、8時過ぎには出て待った。
2.久しぶりの新幹線
福山駅ではすでに他の人たちが待っていて、特急券を貰って入場するが、乗車券を帰りのを入れてしまって、私だけストップ・・・
「初めて新幹線に乗る人みたいだね・・・。」
と言われ、確かに確認もせずに一枚とって入れたのは・・・🙄
指定席三人掛けの窓際
前の席にも仲間の三人が・・・
降りて、タクシー乗り場まで結構歩いて三人づつ乗る
3.観世会館の楽屋
初めて観世会館の楽屋に入る・・・男性一階、女性は二階
二階の部屋には所狭しと、着物を入れてきた小さいスーツケースがゴロゴロあって、座れないくらいだった。
着付けの美容師が三人いて、手際よく着せていた。
少し手すきの時に帯だけを直してもらう・・・よかった~。
結構きつく締めてもらったが、気持ちよく落ちついた。
何故、今朝はいつものように着れなかったのか・・・?
次のときも少し、心配だ。
気が付くと、もう11時半で、そろそろ昼食の声が聞こえていた。
着付けの部屋の隣が襖続きで昼食の部屋になっていた。
二段重の京都らしい仕出し弁当・・・ご飯が温かくて美味しかった。特に朝食を食べてなかったから・・・。
各部屋に小型テレビで舞台の様子が観られるようになっていて客席に行かなくても様子は分かるようになっていた。
着いたら客席に直ぐに行って、鑑賞するのかと思っていたが、皆は他の人の発表にはさして関心がないのか、なかなか、客席に降りようとしてなかった。
考えてみれば、知らない人の発表はプロではないので関心がない、ということだろう。
とはいえ、昼食後は客席に降りて鑑賞した。同じ地区の方の仕舞二つは、かなり練習しただろうと思えた。あれくらいはできる様になりたいと思う。
能・『羽衣』は、今、お謡いで稽古中なので丁度見られて良かった。
シテの方の声は、天人の様な声に聞こえて良かった・・・。
4.『大原御幸』
ついに本番がやって来た・・・。
シテの方には「おめでとうございます。」法皇の方に「よろしくお願いします。」のご挨拶
喉に少し痰が絡んだ様になって、いつものスッキリ感がない。
お水をちょくちょく飲み、湿らせるようにする。
ドキドキして、トイレが近くなってきた・・・。
舞台に出る順、並び方も分からなかった。😅
先生がいらっしゃって、出る順番を言ってくださった。
さて、いよいよだ・・・。
シテの方は今回、「大原御幸」を開曲される・・・。
シテの方と一緒の部分、どれくらいの高さで謡われるのか・・
う~ん、とても低い声・・・😫
合わせて出るが、最後の低いところは、声が出なかった・・・😥
ツレの《阿波の内侍》の役を頂いているが、一人で謡える所はじぶんなりに・・・一か所、音程が危ういところがあったが・・・。
高い声の最後の謡は気持ちよく謡わせていただいて、満足だった。
前半で出番は終わりなので、後はホッとして座って字を追うだけだったが、手に汗をかいて困った・・・。
先生には「期待どうりで良かったよ。ご苦労さん」と言われた。
何となくやり遂げた感があり、嬉しかった。
最後は、小学校五年生の男子の能『猩々』で幕を閉じた。
十五歳になるまで面は着けない・・・十五の元服に初めて着ける。
小さい頃から観世流謡曲の師匠の家に生まれ、祖父からの教え、父からの教え、現在は中学校の三年生の兄から教わっているそう。
楽しんで出来るほどすごいものはない・・・
素晴らしい・・・!!